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【動物病院必見!】書込みを特定するための発信者情報開示について弁護士が解説

動物病院の口コミは誰がする?

やはり一番多いのが,来院した飼主さんです。

その他にも,退職した元スタッフや問題スタッフによる書き込みがなされることもあります。

競争関係にある動物病院が,飼主さんを装って口コミをしている可能性もあります。

あまりにひどい書き込みをされた場合,削除を求めるだけでなく,投稿者に民事上の損害賠償請求や刑事告訴をしたいと考える方もいるでしょう。 この損害賠償請求や刑事告訴をするには,投稿者の住所氏名を特定する必要があります。

口コミを書いた人は特定できる?

インターネットサービスプロバイダ(NTTドコモやKDDIなどの通信事業者)は,契約に際し,契約者の氏名や住所を把握しています。

そこで,インターネットサービスプロバイダに,投稿者の個人情報を開示してもらえれば,投稿者を特定できることになります。

投稿者がどこのインターネットサービスプロバイダを利用しているのか特定するには,

投稿者のIPアドレス等がわかる必要があります。

書き込みがあったサイト等のサーバでは,投稿者のIPアドレス等の情報が保存されているため,これを開示してもらい,開示された情報をもとにインターネットサービスプロバイダを特定して,氏名,住所等を開示してもらうことになります。

下記の投稿にいたる流れを遡るようにして,投稿者を特定するわけです。

①パソコンやスマートフォンから投稿

インターネットサービスプロバイダに情報が送られる

(書き込んだ人のIPアドレス,タイムスタンプなどのアクセスログが残る)

サイトのサーバに情報が送られる

(書き込んだ人のIPアドレス,タイムスタンプなどのアクセスログが残る)

④ウェブサイトに投稿が表示

※IPアドレス:ネットワーク上の機器を識別するための番号

※タイムスタンプ:サーバにアクセスされた日時を記録したもの

※アクセスログ:サーバへのアクセスに関する情報を記録したもの 投稿者の特定のために,サイト管理者等にIPアドレスの開示を求めたり,インターネットサービスプロバイダに投稿者の住所氏名の開示を求めたりする具体的な方法が,次に述べる「発信者情報開示請求」です。

発信者情報開示請求とは?

発信者とは,口コミ等を投稿した人のことです。

ネット上で名誉毀損などの権利侵害がなされた場合に,プロバイダやサイト管理者に対して,その発信者を特定するために情報の開示を求める手続きです。

これは,プロバイダ責任制限法によって認められているものです。 発信者情報開示請求が認められるためには以下の要件を充足する必要があります。

特定電気通信による情報の流通

「特定電気通信」とは,「不特定の者によって受信されることを目的とする電気通信の送信」と定義されています。

インターネット上のウェブサイトで,誰でも閲覧可能な情報を発信することをいいます。 簡単いうと,ウェブサイトへの書き込みのことです。

自己の権利を侵害されたとする者

名誉毀損等の書き込みされてしまった被害者のことです。

発信者情報開示請求は,被害者のみが行える手続であり,被害者でない第三者は請求できません。 被害者は,個人だけでなく,法人も含まれます。

権利侵害が明らかであること

名誉権侵害などの権利侵害の事実と,「違法性がない」とをうかがわせるような事情が存在しないことをいいます。

正当な理由が存在すること

発信者に対して,投稿削除や謝罪広告,損害賠償請求や刑事告訴を求める目的がある場合には正当な理由があると認められます。 興味本位で誰が書き込んだのか知りたい,報復するために知りたい,といった場合には正当な理由が認められません。

開示関係役務提供者に対して行われること

発信者情報開示請求は,サイトの管理者やプロバイダ等の開示関係役務提供者に対するものであることが必要です。 サーバ提供者,サイト管理者,インターネットサービスプロバイダなどを指します。

発信者情報に該当すること

「発信者情報」とは、プロバイダ責任制限法では,「氏名,住所その他の侵害情報の発信者の特定に資する情報であって総務省令でさだめるもの」と定義されています。

具体的には以下の情報です。 氏名,住所,メールアドレス,発信者のIPアドレス,IPアドレスと組み合わされたポート番号,携帯端末のインターネット接続サービス利用者識別番号,SIMカード識別番号,発信時間(タイムスタンプ)

開示関係役務提供者が保有していること

プロバイダなどの開示関係役務提供者が開示する権限を有しており,開示が実行可能であることをいいます。

発信者情報開示請求を急ぐべき理由

投稿者を特定するには,①IPアドレスの開示請求→②投稿者の住所氏名等の開示請求という流れをたどります。

せっかくIPアドレスの開示ができても,プロバイダに,アクセスログが残っていなければ,投稿者がインターネットに接続して投稿したという証拠が消えてしまうので,②投稿者の住所氏名等の開示請求ができなくなってしまいます。

このアクセスログは 3か月~6か月ほどで消えてしまいます。

そのため,アクセスログが消えてしまう前に,発信者情報開示請求を急ぐ必要があるのです。 IPアドレスが開示され,プロバイダ等に投稿者の氏名住所等の開示請求をする際は,アクセスログの保存も請求することになります。

当事務所のサポート

なかま法律事務所では動物病院様向けにリーガルサービスを提供しております。

口コミでお困りの際は,お気軽にご相談ください。

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書き込みを削除したい方向けに,掲示板・口コミサイト・SNS等について,削除請求や仮処分の申し立てを行います。

投稿者特定サポート

投稿者を特定したい方向けに,書き込みをした人を特定するため,発信者情報開示請求を行います。

トータルサポート できる限りのことをしたい方向けに,損害賠償請求や刑事告訴を含めた,最適なサポートを行います。

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